「なるほど…君の考えは分かった。
私としてはすぐにでも
入隊を認めたい所だが…
歳はどう思う。」


志願の理由を聞き終わると近藤さんは
今まで事の行く末を黙って見守っていた
土方さんに意見を聞く。



「………正直に言えば
俺はこいつを今入隊させることに
賛成しねぇ。」


土方さんは私の目を真っ直ぐに見て
そういった。


「特別扱いはしねぇ。
怪我が治り次第入隊試験を行い
処遇を決める。

それでどうだろう近藤さん。」