君と過ごした冬を、鮮明に憶えていた。
青春・友情
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藤原滓/著
- 作品番号
- 1528199
- 最終更新
- 2018/12/15
- 総文字数
- 8,493
- ページ数
- 21ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 327
- いいね数
- 0
start 2018/10/14/12:19
色とりどりの花。
活き活きとした草。
そのどれもが、怨めしかった。
荒田冬
-Arata fuyu-
入沢蛍
-Irisawa kei-
水しかない、静寂を貫く世界。
そんなところに、暖かな光を持って出てきた火垂る。
私は訊いた。
「そんな季節じゃないでしょう」
すると、
「うん」
笑って答えるだけ。
___________________________________________
「私、一生忘れない。この冬も、この景色も、蛍も」
色とりどりの花。
活き活きとした草。
そのどれもが、怨めしかった。
荒田冬
-Arata fuyu-
入沢蛍
-Irisawa kei-
水しかない、静寂を貫く世界。
そんなところに、暖かな光を持って出てきた火垂る。
私は訊いた。
「そんな季節じゃないでしょう」
すると、
「うん」
笑って答えるだけ。
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「私、一生忘れない。この冬も、この景色も、蛍も」
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