「外へ出ようか」
「はい」
「あー…っと。君は中のエレベーターを使って。仲間にバレたら厄介になる」
クスッと笑い、私はNo.2の入ってきた窓から飛び降りた。
私もまともに出入り出来ないなとまた笑う。
そのまま入り口へ向かい、彼を待ちながらパソコンを開く。
カタカタと打っている間に瑠衣の気配を感じた。
パソコンを閉じたのと同時に彼はドアを開ける。
「あ、お待たせしました」
「一ノ瀬瑠衣くんね、改めて私はFlower。よろしく」
「はい」
「私が後ろ盾とは心強いでしょ?」
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