「あっれぇ〜 No.0 じゃん?」
窓をガラッと開けて現れたのはNo.2のdummy(ダミー)。
私たちはボス以外、仲間の名前を番号で呼ぶ。
……にしても、ここの一味の奴らはちゃんとしたところから入ってこれないのだろうか。
「次の髪色は深緑か、いーね」
ニカッと笑う彼女は私と同じ服装で……赤いネクタイをしている。
「No.2はお呼び出し?」
「そー、次はどっかの社長だってよ」
「そっか」
軽く微笑み、後ろにいた瑠衣に目を向ける。
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