「ええBoss、相田総輝18歳、鶴谷高校に通う3年。
一ノ瀬財閥の……隠し子かと。」


それだけ言うとボスは満足そうに笑う。


「Flower、この仕事はお前に任せるぞ」
「何故」


今まで一度だって1人でやった仕事なんて無かった。
………私が赤ネクタイの時代だって。


「相田総輝にはMs.Dollの後ろ盾がある」
「は…?」


Ms.Doll。この世界には名の通った殺し屋だ。