数日後。

「あ、紫穏くん!今日バイトがある〜!」
「ん、了解。この前とおんなじ時間でいい?」

何度か家まで送ってもらって今日も一緒に帰れるんだ!

「あゆ、いい感じじゃん??」

川谷が席に戻って池田くんと話してる紫穏くんを横目にニヤニヤしながらいう。

「へへへ〜....でも今度遊びに行くってやつ、なんかいろいろ幻滅されないか心配...」

もともと中学時代いじめられてたのを機にお洒落とか自分磨きに興味を持ったから、好きな人のために自分を着飾るのは初めて。

なんか....服装もそうだけど髪型とか紫穏くん完璧な感じが否めないよね....