「ん〜っ!このワッフル最高!!」
「そうだね」
私はチョコワッフル
つばさちゃんはイチゴワッフルを頼んだ。
「で、優希くんとはどんな関係なの??」
「はっ!?だから、友達だよ」
「いやいや、怪しいもん!」
「朝言ったんじゃん!」
「あの場じゃ言いにくかっただけかなーって。」
「確かにあの雰囲気 嫌だったけど。」
つばさちゃんの口の端にはピンク色のかすがついている。こういう時ってついてるよって言っていいものなのか、友達がいなかった私には分からない。
「でも、気をつけなよ?
いくら友達でも仲良くしすぎたら有田さんに怒られちゃうよ」
「有田さん?なんで?」
「え、まさか知らないの?」
「何を?」
「有田さんが優希くんのこと好きだって」
有田さんが優希のことが好き・・・?
そんなのありえない。
だって有田さんと優希が話してるところなんて見たことないし。
いや、わたしが気にしてないだけで実は超仲良しとか?そんなわけないよね。
「それっていつからなの?」
「うーん。わたしが知ったのは3年生になってからだけど・・・結構前からな気もするかな」
確かに思い返してみれば、有田さんが初めて私に話しかけてきた。あの時、超驚いたんだよね。
内容は
「・・・単刀直入に聞くけど、あなた優希くんのこと好きなの?」
普通に考えて、高校3年生にもなって
今さら有田さんが私なんかに良いことを話しかけてくるなんて思ってなかった。
でも、凄く驚いちゃったな。