~1ヶ月後~

始めは中条君となかなか話せなかったけど今ではだいぶ話せるようになった。


それに、中条君じゃなくて湊君って呼ぶようにもなった

私たちは、叶翔と湊君と美月と私でいることが多くなっていった

私たちの学校は入学してから2ヵ月後、つまり6月に文化祭があるのだ。


今はその文化祭で何をするか話し合っている


一人の男子が喋り出した


「ハイハイ!俺、メイド喫茶がいいと思いまーす!」


女子「えぇー!!絶対嫌だよ
メイド喫茶なんて女子だけしかやることないじゃん!」

女子「どうせなら男子もなんかしたらいいのに〜」


女子「執事喫茶したらー?」


といろいろと話し合っている


私は眠たくなって来て寝てしまった


チャイムがなって起きてみるとメイド&執事喫茶と書かれていた


それと、強制的にメイドと執事をする人の名前が書かれていた


それを見て私の目が大きくなった


隣にいた叶翔に聞いてみた


陽「強制的にメイドになる人のとこに私の名前書いてないよね?」


叶「何言ってんの?書いてんじゃん」


陽「なんでこんなブスをメイドにするの!?」


叶「マジか…無自覚かよ…」ボソッ


陽「叶翔なんか言った?」


私たちのクラスは、メイド&執事喫茶になった


私は裏方がしたかったけど、強制的にメイドになった


(なんで、こんなブスをメイドに選んだんだろう?


もしかして、ブスすぎるからみんなに見せようとか思って


したのかな…)


そんなことを考えていると美月が「誰もそんなこと思ってない


よ!陽華は可愛いんだから自信持って!」と言われた


私は美月になんで考えてた事分かったの?と聞くと声に出てたっ


て言われた。「えぇぇーーー!!」思わず大声が出てしまった