「俺と付き合ってください」


この言葉は一生忘れないだろう


この言葉は私と叶翔が付き合った時の言葉だ


もちろん返事は「はい!」だよ



私と叶翔は高校1年生の入学式に出会った


私たちが通う高校の中庭には大きな桜の木がある


私は入学式が終わってからその桜の木を見ていた


そしたら向かい側にも同じように桜の木を見ている人がいた
私はビックリした。


もちろんいたのは知っていたけど桜の木を見ているからてっきり


女の子だと思っていたら男の子だったからビックリした


それにその彼はとてもカッコよかったけどなぜか悲しい顔をしていた。


それから彼をずっと見ているといきなり一滴だけ涙が出た


その涙を拭こうとして下を向いた瞬間に私と目があった


そして、彼が「えっ…」っと声が漏れたように呟いた

その時……私は彼に一目惚れをした


彼の顔に流れる涙がとても綺麗でそれに一目惚れした