職員用のエレベーターで最上階まで上がり
たどり着いたとこは
下の方の人の行き交いはなく、
静かなフロア。
張り詰めたような緊張感がある
京「緊張してる?(笑)」
私「す、すこし。」
思わず怖気付いてしまうような
雰囲気が漂っている
“コンコン”
「はい」
京「俺。志保ちゃんたちつれてきたよ」
京パ「おー!きたかきたか。
どれどれ見せてごらん」
ドアが開くと昨日の京輔君パパが出てきた
私「連日すみません。
よろしくお願いします」
京パ「おう。任せて」
そのまま中に連れて行かれると
京輔くんパパはドアの方に向かった
京「は?ちょっと俺たちは入れないわけ?」
京パ「当たり前だお前らがいると診察の邪魔だ」
京「は!?静かにしてるし」
京パ「だいたい女性の診察に立ち会うなんて
非常識だ。ガキのお前らはでてろでてろ」
京「お、おい!」
そんな会話とともにドアが閉まった