ねぇ、知らないでしょ?そばにいる理由


まずは自己紹介?から

名前は 清水 佳奈絵 【しみず かなえ】

見た目のランクは良くても《下の中》
そこまで重くないが、二重になりそうもない一重。
鼻は低く、吹奏楽部の影響か唇は厚めで大きい。
身長は155㎝ほどで、正直太ってる。
髪型は、コロコロ変わっていくが、中3当時は胸下までセミロング。
クラスの男子にブスと言われることが普通。

中高一貫校の中等部に通い、学校までは電車とバス通学。

吹奏楽部ではアルトサックスを吹いていた。

舞台と映画が好きな、平凡よりちょい下中学生。






中学2年の時、クラスの男子からの嫌がらせの影響で、同級生の男子に恐怖感と嫌悪感を抱くようになっていた。

中学3年になり、クラスが変わってもその感情に変わりはなかった。

女子とは仲良くできる人とだけ仲良く、派手な子とは出来るだけ関わらない。

これが私のモットーだった。

吹奏楽部で一緒の 志鎌萌香 【しかま もえか】が私の信用する友達だった。

萌香意外にも、去年もクラスが一緒の 田川さゆり 【たがわ さゆり】と、テニス部で生徒会長をしていた 羽川茜 【はがわ あかね】通称 はがちゃんとはよく話す友達になっていた。



1学期を平凡に過ごし、夏休みもすぎ、9月に体育祭があった。

この体育祭で、はがちゃんから同じクラスの高橋君をすきなんだと打ち明けられた。

はがちゃんは、お世辞にも美人とは言えないが、犬のような笑顔が印象的な子で、性格はしっかりしていて、多少の自信家だった。

この時のはがちゃんは周りの友達から冷やかされても、どこか楽しそうで、羨ましいと思った。

私には、恋というものの経験がないから、好き と自信を持って言えるはがちゃんをどこか遠くの存在に感じてしまった。

















この後、自分がその経験をするとは知らずに。



中学最後の体育祭は盛り上がり、私のクラスは優勝を飾った。

そして、その次の日の夜、打ち上げをしようという話になった。

学校の近くの店でクラスで集まり、打ち上げを楽しんだ。

この時に、同じクラスの人気者の女子 川原 ひなた 【かわはら ひなた】 と仲良くなった。

ひなたは、ショートカットと左目下のほくろが印象的で、明るく、少々がさつな部分がある女の子だった。

最初は、クラスでも目立つ方の子だから、関わらないようにしてたが、話してみたら、同じアニメの同じキャラクターが好きで、その時に『この子いい子だ』と感じてしまった私は単純なのかもしれない。

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