『今、誰かといる?』
『いねーよ?』
『行っていい?』
『うん。ヤりてーの?』
『は?』
『嘘嘘♪笑でも、ちゅーさして?』
『そんときの機嫌が良かったらするかも?』
『おう。じゃあ後でな!』
『ばいばーい。』

やっぱ超好き…。
あたしは瞬ん家に行った。

「お、来た♪」
「お邪魔します」

瞬の部屋に入った。

「なー、瞬。」
「ん?」
瞬はタバコを吸いながら言った。
「浮気…してんの?」
「は?何それ。してねーし。」
「光希が見たって。」
「してねーよ。まじで。」
瞬の目は真剣だった。
「俺は、可憐しか見てねー。」
「嘘だ笑」
「まじで。」
「信じていいワケ?」
「可愛いー。」
「は?黙れ。」
「照れんなって?」
「照れてないし!」
「なー?ちゅーさして」
「…うん。」

ゆっくり、唇が重なった。瞬が吸ってたタバコの匂いが混じってた。

「瞬…。」
「どうした?」
「もっかい。」
「可憐、熱あんの?」
「ないし!」
「何で今日、そんな甘えてくんの?」
「大好きだからに決まってんだろ!」
「ちげーだろ?」
「ふぇ…ん…」