「あ、和人ー。」
「愛美じゃ〜ん!」
「売店?」
「うん。愛美も?」
「そうだよ。」

あれ?可憐いねーし。

「橋口は?」
優太が聞いた。
「教室で、死んでる〜(笑)」
光希が笑いながら言った。
「行ってこれば〜?」
優太のニヤけた顔。
殺してやりてー。
「殺すぞ?」

とか言いながら、可憐の分もちゃっかり買って可憐の教室来てるし(笑)
…爆睡?

「可憐?」
「……麗?」
「爆睡してた?」
「…うーん。眠いしねー(笑)」
「俺も(笑)ずっと寝てた。」
「あ、そか。麗、付き合わしてたんだ!ごめん。」
「いや、大丈夫。」
爆睡してるわりに、メイクばっちりじゃね?
女はどんなときも、完璧じゃなきゃだめな感じ?分かんねーけど。
「ほい。」
俺は可憐に売店で買ってきた、物を渡した。
「まじっ?ありがとう。」
「いえいえ。」
「うまーい!」
「…なぁ可憐。」
「ん?」

口に…チョコ付いてんですけど(笑)
おちょくっていいですか?
俺は可憐に顔を近づけた。
「な…何?!」
可憐の口に指をあてた。
「…え」
赤い顔の可憐。かわい〜。
俺はチョコをとった。
「チョコ…付いてた。」
「あ…ありがとう。」