落ち着いた雰囲気で頭も良さげなこいつは、牧 氷澄(マキ ヒスミ)。
いつだって冷静沈着、成績優秀、親切で心優しいを絵に描いたようなうちのクラスの癒し君だ。

「うっせーよ!ヒスミ!馬鹿って言う方が馬鹿なんだよ!そんなことも知らないお前は大馬鹿だ、紅!」

「もう…キョウ落ち着きなよ。ほら紅も…ね?」

「そんな今時小2が言ってるようなことばっかり言ってるからお前は馬鹿って言われんだよ、馬鹿」

「もう紅!これ以上ややこしくしないでよ!」