となりのうぬくん
私の目の前には大勢の人
今日から新しい学校に転入することになった
「〇〇です。よろしくお願いしますっ」
そう言って慌てて頭をさげる
ゴツンッ
勢いあまって教卓に頭をぶつけてしまった
「いっいたああ...」
たちまちくすくすと笑い声が聞こえる
「大丈夫か〇〇。じゃあ〇〇の席はあそこな」
先生がそう言ったとたん教室がすこし静まりかえったような気がする
不思議に思いながらもさっきの事を思い出し
かあぁと顔が赤くなるのを感じながら先生に言われた席に着いた
HRもすぐに終わってたくさんの人が私の席の周りに集まった
色々な質問をされて慌ててしまう
「えっと。。」
言葉をつまらせていると「ねえ〇〇ちゃん困ってるよ?」
すぐ近くから声がした
声が聞こえた方向に視線を向けると隣の席に座っている男の子だった
すごく綺麗....隣の男の子はそれほど綺麗な人だった
「僕はうぬ。よろしくね?」
ふわりと微笑みながら言ううぬくんは本当に綺麗でつい見惚れた
「よ、よろしくね!」
「うん。あ!〇〇ちゃんこの後時間ある?良かったら校内を案内するよ」
「いいの?ありがとう」
私も笑顔でかえした
だから気づかなかった
女の子たちが私をにらんでいたことに...
それから時間がたってお昼休みになった時うぬくんが声をかけてきた
「〇〇ちゃんそろそろ行こっか。お弁当も持っておいでよ」
「うん!ちょっと待って」
新しいスクールバックからお弁当を取り出し小走りで向かう
そのとき『調子乗んじゃねえよ』女の子の声が聞こえた
周りを見渡してもクラスの子たちはお弁当を食べながら楽しそうに喋っている
「〇〇ちゃん?どうかした?」
「...なんでもないよ」
うぬくんに言うわけにもいかないため首を横に振っておいた
「?じゃあ早速行こっか」
始めに行ったのは職員室。
次に保健室、音楽室、理科室、体育館....ある程度見て最後についた場所は屋上だった
「うわあ。きれい」
「でしょ?ここ僕のお気に入りの場所なんだ。〇〇ちゃんには教えてあげるね」
もしかして私しか知らないって場所って事?
嬉しくて顔が緩むのを感じながら私は聞いた
「私に教えて良かったの?」
聞きたいような聞きたくないような質問をうぬくんにした
「うん。〇〇ちゃんはほかの子達とは違う気がしたんだ。クラスの子達とか僕を見た目でしか判断しないから。」
「そう、かな...」
「そうだよ。告白してきてもほとんどが一目惚れしたっていう理由なんだよ?おかしいでしょ、僕の事全然しらないくせに...それに、ものを盗まれることもしょっちゅうだし...この学校で信用している子なんて一人もいないんだ。」
そういったうぬくんはとても寂しそうに見えた
今度は私の目を見つめながら言葉を発した
「でも〇〇ちゃんは何か違うかなって...転入初日の君にこんな話をする僕もどうかしてるよね」
「ううん、話してくれてありがとう。」
正直なんて声を掛けたらいいかわからない
だから率直に思ったことを伝える
「これからは、私がうぬくんを守るからっ!!」
うぬくんは目を丸くしたあと盛大に笑った
もしかしていうこと間違えた...?
「〇〇ちゃん最高っ...ははっやっぱり〇〇ちゃんに言ってよかった」
お腹を抱えながらうぬくんはグッドサインを出していた
「あ、ありがとう?」
「あ!もう少しで昼休み終わるから食べよう!ごめんね僕のせいで」
「平気だよ!私これでも食べるの早いんだ!」
そういったとたんうぬくんはまた笑っていた
「な、なんで笑うのー!」
「なんでもない...ふっふ〇〇ちゃん本当面白いね。ほら早く食べよ」
私の目の前には大勢の人
今日から新しい学校に転入することになった
「〇〇です。よろしくお願いしますっ」
そう言って慌てて頭をさげる
ゴツンッ
勢いあまって教卓に頭をぶつけてしまった
「いっいたああ...」
たちまちくすくすと笑い声が聞こえる
「大丈夫か〇〇。じゃあ〇〇の席はあそこな」
先生がそう言ったとたん教室がすこし静まりかえったような気がする
不思議に思いながらもさっきの事を思い出し
かあぁと顔が赤くなるのを感じながら先生に言われた席に着いた
HRもすぐに終わってたくさんの人が私の席の周りに集まった
色々な質問をされて慌ててしまう
「えっと。。」
言葉をつまらせていると「ねえ〇〇ちゃん困ってるよ?」
すぐ近くから声がした
声が聞こえた方向に視線を向けると隣の席に座っている男の子だった
すごく綺麗....隣の男の子はそれほど綺麗な人だった
「僕はうぬ。よろしくね?」
ふわりと微笑みながら言ううぬくんは本当に綺麗でつい見惚れた
「よ、よろしくね!」
「うん。あ!〇〇ちゃんこの後時間ある?良かったら校内を案内するよ」
「いいの?ありがとう」
私も笑顔でかえした
だから気づかなかった
女の子たちが私をにらんでいたことに...
それから時間がたってお昼休みになった時うぬくんが声をかけてきた
「〇〇ちゃんそろそろ行こっか。お弁当も持っておいでよ」
「うん!ちょっと待って」
新しいスクールバックからお弁当を取り出し小走りで向かう
そのとき『調子乗んじゃねえよ』女の子の声が聞こえた
周りを見渡してもクラスの子たちはお弁当を食べながら楽しそうに喋っている
「〇〇ちゃん?どうかした?」
「...なんでもないよ」
うぬくんに言うわけにもいかないため首を横に振っておいた
「?じゃあ早速行こっか」
始めに行ったのは職員室。
次に保健室、音楽室、理科室、体育館....ある程度見て最後についた場所は屋上だった
「うわあ。きれい」
「でしょ?ここ僕のお気に入りの場所なんだ。〇〇ちゃんには教えてあげるね」
もしかして私しか知らないって場所って事?
嬉しくて顔が緩むのを感じながら私は聞いた
「私に教えて良かったの?」
聞きたいような聞きたくないような質問をうぬくんにした
「うん。〇〇ちゃんはほかの子達とは違う気がしたんだ。クラスの子達とか僕を見た目でしか判断しないから。」
「そう、かな...」
「そうだよ。告白してきてもほとんどが一目惚れしたっていう理由なんだよ?おかしいでしょ、僕の事全然しらないくせに...それに、ものを盗まれることもしょっちゅうだし...この学校で信用している子なんて一人もいないんだ。」
そういったうぬくんはとても寂しそうに見えた
今度は私の目を見つめながら言葉を発した
「でも〇〇ちゃんは何か違うかなって...転入初日の君にこんな話をする僕もどうかしてるよね」
「ううん、話してくれてありがとう。」
正直なんて声を掛けたらいいかわからない
だから率直に思ったことを伝える
「これからは、私がうぬくんを守るからっ!!」
うぬくんは目を丸くしたあと盛大に笑った
もしかしていうこと間違えた...?
「〇〇ちゃん最高っ...ははっやっぱり〇〇ちゃんに言ってよかった」
お腹を抱えながらうぬくんはグッドサインを出していた
「あ、ありがとう?」
「あ!もう少しで昼休み終わるから食べよう!ごめんね僕のせいで」
「平気だよ!私これでも食べるの早いんだ!」
そういったとたんうぬくんはまた笑っていた
「な、なんで笑うのー!」
「なんでもない...ふっふ〇〇ちゃん本当面白いね。ほら早く食べよ」