「なあ、戸田。俺ってどこに並べばいいの?」
えっ!晴太?!
「えっと、あっちだと思う!」
音楽会練習なんだけど、晴太は並ぶ場所を聞いていなかったらしく、一番後ろに座ってた私に聞いてきた。
私はとっさに右を指さした。
男子が多そうだし、あっちだよね?
「ん。ありがとう!」
胸がきゅーってなった。
なんだろう。何してもかっこよく見える…
はぁー。やばかったぁー!
「おい戸田!左やないかい!」
「えっ!それはごめんっ!」
持ってた楽譜で頭をポカっとしてきた。
「ひえっ!」
「もー。許さぬ!」
山田さん。残念ながら、それは罰になっておりませぬぞ。
そう心の中で呟いた。
「はぁ、あんなこと平気でやるんだなぁ」
どこか、尊さを感じた一瞬だった。
えっ!晴太?!
「えっと、あっちだと思う!」
音楽会練習なんだけど、晴太は並ぶ場所を聞いていなかったらしく、一番後ろに座ってた私に聞いてきた。
私はとっさに右を指さした。
男子が多そうだし、あっちだよね?
「ん。ありがとう!」
胸がきゅーってなった。
なんだろう。何してもかっこよく見える…
はぁー。やばかったぁー!
「おい戸田!左やないかい!」
「えっ!それはごめんっ!」
持ってた楽譜で頭をポカっとしてきた。
「ひえっ!」
「もー。許さぬ!」
山田さん。残念ながら、それは罰になっておりませぬぞ。
そう心の中で呟いた。
「はぁ、あんなこと平気でやるんだなぁ」
どこか、尊さを感じた一瞬だった。