「見て」

見知らぬ人が指を指したのは綺麗な夜空だった。

「じゃあ。また明日ね」
「あ、あと私の事は君って呼んで名前は教えないから」

そう言って君は病室を出て行った。

ヘンな人だったな…
と考えている内に僕はいつの間にか寝てしまっていた。