美恋side
起きたら警察署で颯太さんに膝枕されてる状態だった
「起きたか」
「すみません、重かったですよね」
「、あー重かった」
ニヤニヤと笑う颯太さんに
ムッとした顔で答える
「ですよね」
「あ?ばーか、こんなんで重いわけねぇだろ軽すぎだわ
響也さん来るまでまだ寝とけ、起こしてやるから」
そう言ってあたしの頭をくしゃくしゃと撫でてまた膝の上に戻して
目を手のひらで優しく隠した
「ありがとうございます」
「おい、美恋」
優しい声で呼ばれ目を開けると、
「大丈夫か?響也さんが来たぞ」
「、はい、大丈夫です」
起き上がるとまだ頭がぼーっとしていた
「こんな時間でごめんね、」
それから事情聴取と言われ、
5時間ぐらい、あの男が、ママにしてきた事、ママがいなくなってからされてきた暴力の事、全てを話し、開放された
「それと、この颯太が、美恋ちゃんが大人になるまで保護者になってもいいって言ってるけど、」
「、え?」
「颯太が、美恋ちゃんを引き取るって、」
「、、、え?
でもさすがにそれは、申し訳なさすぎます」
「迷惑じゃない、美恋を助けられない方が辛い」
後ろで眉を下げてこっちを見る颯太さん
「おばあちゃん家に行ってもいいんだよ?
ただ、関西だろ?転校とかも考えなきゃいけなくなってくる。
かと言って、颯太は極道だ。
極道に関わったら君の今後に関わってくる。それもふまえて考えるんだ」
「颯太さん優しいのに?なんでみんなヤクザって一括りにしちゃうの?
確かにクスリとか扱ってる組もある、一般人をも手を出すとこもある
でも!颯太さんは優しいよ?
分かるもん!」
「美恋ちゃん、」
「颯太さん!ほんとにお世話になっていいんですか!?」
「!おう!」
ニカッと笑ってくれる
「なら!私は颯太さんのとこ行きます!」
ハッキリと言った
颯太さんは私を助けてくれた
私は、ママも、パパもいなくなってから、
学校の友達じゃない人に、
やっと心の開けた人だったんだ
私は、颯太さんを信じたい
起きたら警察署で颯太さんに膝枕されてる状態だった
「起きたか」
「すみません、重かったですよね」
「、あー重かった」
ニヤニヤと笑う颯太さんに
ムッとした顔で答える
「ですよね」
「あ?ばーか、こんなんで重いわけねぇだろ軽すぎだわ
響也さん来るまでまだ寝とけ、起こしてやるから」
そう言ってあたしの頭をくしゃくしゃと撫でてまた膝の上に戻して
目を手のひらで優しく隠した
「ありがとうございます」
「おい、美恋」
優しい声で呼ばれ目を開けると、
「大丈夫か?響也さんが来たぞ」
「、はい、大丈夫です」
起き上がるとまだ頭がぼーっとしていた
「こんな時間でごめんね、」
それから事情聴取と言われ、
5時間ぐらい、あの男が、ママにしてきた事、ママがいなくなってからされてきた暴力の事、全てを話し、開放された
「それと、この颯太が、美恋ちゃんが大人になるまで保護者になってもいいって言ってるけど、」
「、え?」
「颯太が、美恋ちゃんを引き取るって、」
「、、、え?
でもさすがにそれは、申し訳なさすぎます」
「迷惑じゃない、美恋を助けられない方が辛い」
後ろで眉を下げてこっちを見る颯太さん
「おばあちゃん家に行ってもいいんだよ?
ただ、関西だろ?転校とかも考えなきゃいけなくなってくる。
かと言って、颯太は極道だ。
極道に関わったら君の今後に関わってくる。それもふまえて考えるんだ」
「颯太さん優しいのに?なんでみんなヤクザって一括りにしちゃうの?
確かにクスリとか扱ってる組もある、一般人をも手を出すとこもある
でも!颯太さんは優しいよ?
分かるもん!」
「美恋ちゃん、」
「颯太さん!ほんとにお世話になっていいんですか!?」
「!おう!」
ニカッと笑ってくれる
「なら!私は颯太さんのとこ行きます!」
ハッキリと言った
颯太さんは私を助けてくれた
私は、ママも、パパもいなくなってから、
学校の友達じゃない人に、
やっと心の開けた人だったんだ
私は、颯太さんを信じたい