美恋side

いつもとは違う暖かさに
目が覚めた
あぁ、颯太さんの家だ、

昨日荷物置いた部屋じゃない、
今いるのベッドの上だもん、

部屋は青を基調とした部屋

昨日颯太さんが頭撫でる手が気持ちよくてそのまま寝落ちしちゃったんだ、

かけられていた毛布を剥いでベッドから出てリビングに行くと
ソファで寝ている颯太さんがいた
キッチンには朝ごはんを作ってる琥太さん
「あ、おはようございます美恋さん
あぁ、颯太さん、年頃の女の子の部屋に簡単に入る訳行かないって言って、
ここで寝てたみたいっす」
すよすよ寝てる颯太さんを改めて顔を見るとやっぱり綺麗な顔してる
「まだ5時なんで2度寝してもいいんすよ~」
琥太さん、言ってることがお母さんみたいで、ふふっと笑っちゃった
颯太さんの部屋から毛布持ってきて
かけると、あたしが落ち着く香りがした
颯太さんが寝ているソファはだいぶ広いし、、、
そのままあたしは毛布に入り、
颯太さんの腕の中に入る
「み、美恋さん?」
「甘えてもいいって言ったのは颯太さんです」
くっつくと冬の寒さなんて消えるみたいに暖かく、落ち着く香りに包まれ
そのまま眠ってしまった