陸斗がイギリスに来て、日本での個展から2年後。
ルイ「茉莉、支度できた?」
『うん、入っていいよ』
ルイ「茉莉、凄い綺麗だ」
『ありがとう、ルイ』
ルイ「やっと最後の1つが叶うんだね」
『うん、ルイが居てくれたからだよ』
ルイ「茉莉、旦那様がお待ちだよ、さて、行こうか」
『うん』
今日は私と碧斗の結婚式。
普通だったら一緒にバージンロードを歩くのはお父さんだけど、お父さんは私の晴れ舞台を楽しみにしていた、
でも、1年前、事故でこの世を去った。
お父さんの代わりを引き受けてくれたのは、ルイだった。
最初はお母さんかお父さんのお兄さんか、弟さんに
頼むつもりだったけど、ルイがなれてる人がいいだろうって、ルイが一緒に歩くことになった。