それさ、朝のホームルームの時だった。 担任「今日は転入生を紹介する、藤原入ってこい」 「はい」 担任「藤原だ、藤原、自己紹介」 「藤原碧斗です、よろしく」 担任「藤原飲みに席は、神谷の隣だ、神谷、頼んだぞ」 『はい、藤原君、こっち』 これが私と碧斗の出会いだった。