再びイギリスへ戻ってきて3年。
私とルイはあれから数々の作品を世に出してきた。
あれから日本には1度も帰ってない。
勿論初めてイギリスに来た以来、生徒会メンバー達にも会ってない。
ルイ「マリ、少し休憩したら?」
『ここの配色だけ決めたらね』
ルイ「今回の作品名は?」
『クリアブルースカイ』
ルイ「それもアオトを思ってやつ?」
『うん』
私とルイは同じ大学の3年生と画家を両立している。
高校を卒業する前に、あのときコンクールで手に入れた賞金
を使って、二人のアトリエを建てた。
勿論碧斗には許可をもらった。
ルイ「マリ、いつアオトと結婚するの?」
『大学卒業したらかな?』
ルイ「マリのウエディングドレス姿、可愛いんだろうな」
『どうだろうね?』
ルイ「マリ、後で俺の方の配色も見て」
『OK、さて、後少しだから、やっちゃおうかな?』
休憩を終えて、私たちはまた作業に入った。