「返事は?」

『ゴメン。』
そう言うと、壁に押し付けてきた。

『ャメテ。』

「無理。」

『何でこんな事するの…』
「俺の物にならない物は、嫌なんだよ。」

ジャイアンみたい(泣)

「何してんの?君。」

名前分かんないけど…遅れてきた人…。助けて。

『ひろき君…。』

「美咲。行くぞ。」

「はぁ?お前誰?」

「美咲の新しい男。」

「さっきいねぇって言ったよな?」

『それは…。』

「今さっき、付き合ったばっかりだから。じゃぁ」

そぅ言ってひろき君は、幸平に笑いかけてカラオケを出た。