「っえ。キスしてくんなかったから、別れたの?」

『うぅん。それだけじゃ無かったの…』

「何があった?」

『それからしてね。電話が来たの。』

「うん」

『家でビデオ見るから。って。そしたらね…何て言うのかな…Hのビデオ?を幸平とその友達四人が見ててね…映ってたのが私だったの。』

「え?どうゆう…?」

『隠し撮りってヤツ!?幸平とHのとき撮られてた』
「最低なヤツだな。」

『そうなんだけど…初恋だったから…キライになんてなれなかった…。』

「…。」

『それからも…ズルズル付き合ってた。そしたらね…彼女がいたの。』

「…?」

『年上の。二股だったらまだ良いものだよ。セフレとしか思われて無かった…。だからキスも無かったみたい…。』