「被害が最小限に留まったのは何よりも幸いだった。

今回の災害で重病や重症を負ったワンちゃんも結局あの婆ちゃんの所の子だけだったし、

あとは軽症で安心したよ。」


「そうですね・・・。」


「あ、そうだ。

どうせ1日予定が空くんなら、
一応ネコちゃん達の様子も診て回ろう。

ペットだけじゃなくて野良の子達もひょっとしたらどっかで避難してるかもしれないし。」


「・・ラバル様は国王様以上に動物を愛していらっしゃる。仰せのままに。」


「ハグワール家の者ならば当然だよ。」





「・・・・・・・・・・。」




「・・・ん?カズマ?どうした?」


「実は以前より・・
少し気になる事が・・・。」


「どうした?」