「ヴィックス。」


「ハッ!」


「僕がいない間、
政務ご苦労だったね。」


「とんでもございません。

リバル国王のお名に泥を塗る事の無いよう、誠心誠意努めて参りました。」



「お前は本当に頼りになる男だね。
僕の次の王はお前にしちゃおうかな。」


「国王・・ご冗談を・・。」


キラとサイコの登場に顔が引きつりかけたヴィックスが満面の笑みを浮かべる。



「今日から僕も少しずつ政務に関わるよ。

でもヴィックスの意見はちゃんと最優先しよう。」


「有り難き幸せ。
身に余るお言葉でございます。」