「今日からこの2人をハグワール自衛部隊に加えるから。

もうカリマルには紹介済。」



共通して言えるのは・・・

この王宮に・・
いやこの国にふさわしくない・・・

どこか危険な雰囲気を漂わせている・・・。


私の隣で話を聞くヴィックスも、
たじろいでいるのが見て取れた。



「それから・・

今回の旅を一緒にしてきた古くからの飲み友達をあと5人、世話係として雇ったけど、

彼らは僕と同じで人見知りだから紹介は割愛する。

もし会ったら適当に挨拶しておいて。」



「・・リバル様。
この者達は何者ですか?」


「僕の友達・・ってさっき言わなかった?」


「そういう意味ではございません。

この野蛮そうな男達は一体何者かと聞いているのです。」


「おいおいカズマ。
見かけで判断するなよ。

彼らは僕に忠誠を誓ってくれた頼もしい男達だよ。」


「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」


キラとサイコの目を見るが、
私の事など眼中に無いような無表情だった。