生き残ったら包帯を解いてイリヤに見せる。
それだけのために俺は生き残る。

ほんとは気づいてはいけなかったはずだ。
なのに...
あいつの肩には...
俺は目をぎゅっと瞑り意識を集中させ
心を落ち着かせるといつもどうりチームの
会話に混ざることにした。

生き残ってやるよ...

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ユシアside

ユシア「ハロハローこんにちはぁ!」

壊れた扉の隙間から入り怯える奴らをスッと一瞥する。

(つまんない奴ら)

怯えるばかりで抵抗しようとしない。
ルールを破ってまで生きようとする無様な
姿は少し気に入ったが、
やはり、
つまらないのだ。

ユシア「チッ...んじゃ覚悟はいいかな?」

ギロチンを掲げ、睨むような目付きで
そいつらを見下ろす。
やめてやめてと命乞いの声が聞こえる中
その声に聞く耳をたてず、非情にギロチンを
1人の男に向いて振り下ろした。

とたんに血飛沫が舞いバタりと男が倒れた。
それは見た残りの4人は声も出せない状態になって震えている。

イザベラ「ん〜っ!じゃーね。」

いつも以上に低めの声でイザベラが
銃を構え、真ん中の女に向いて撃ち込む。
叫び声と共にバタりとまた1人倒れる。