美羅「...えっと、Aー2?」
優馬「おーけだ。行こう。」

どこかよく分からないがきっと大丈夫だろうと着いていくことにした。

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イリヤ「1番下の階か...」
美羅「うん、なんとなくここがいいかなってさっき、音が聞こえた場所からは結構遠いみたいだし。」

なるほど、美羅の考えは分かる。
さっき音が聞こえた場所からの距離がある所にはユシアも来ないだろう。
それを利用していけば生き残れるか...

優馬「なあ...」
イリヤ「なんだ?」
優馬「このゲーム反抗した方がいいんじゃねえか?」
イリヤ「.....ダメだ。」
優馬「そうか...。」

当たり前だ。確実に殺される。
少し考えればわかる事だ。
やはり、気持ちが焦っている...

イリヤ「優馬、お前が早とちりしてはダメだ。みんなが不安になる。」
優馬「うん...気をつけるよ...」

優馬は少しうつむき加減で答えた。