〜大輝side〜




風呂から出て部員の寝る部屋の電気を消すと、隣の部屋から悲鳴が聞こえた














「いや〜〜〜〜〜!!!!」













部員はその声に飛び起きた











「おい、これマネージャーの声じゃ?」
「やべぇぞ!俺みてこようか?」
「嫌でも、女子部屋だろ?」
「そんなこといってる場合じゃ、、」




「あー!いい、お前ら寝てろ!俺が見てくるから」


「「「...はい!」」」











そう言って俺は部屋を出た












何があった?










ドアを開け確認すると、そこにはベッドの上で布団にくるまって怯えている美月がいた














事情を聞くと、納得した
そういえばこの合宿所はどうやら出るらしい














美月怖かったろうな













俺はそっと怯えている美月の頭を撫でた














果たしてこれは彼氏のいる女にやることなのか









いや、明らかにそうじゃない。












だけど、今日ぐらい許してくれないか?