あたしが落ち着くまで大輝先輩はずっとあたしの頭を撫でてくれていた








「よし、もう大丈夫か?俺そろそろいくけど」











あ、行っちゃう。嫌!
まだ怖いよ、、、















あたしが不安そうな顔をしていると先輩が笑った








「っふ笑ごめんごめん分かったよ!まだ怖いよな?今日はあっちの部屋でみんなで寝るか?」












...え?


つまり、怖いなら部員の部屋で寝るってこと!?













そんなの眠れるわけないじゃん!!













「ほら!どうすんだ?」












ここに一人でいるのも怖いし、、











こんなことしゅんちゃんにバレたらやばいけど











「そっちの部屋で寝ます、、。」

「うん笑それでよろしい!じゃあいくぞ?」

「はい!」














...あれ?













腰が抜けて力が入んない!















あたしは先に行きそうな先輩の服を軽く引っ張った













「あの、、、」

「ん?」

「腰が抜けちゃって、、、」







するとまた先輩が笑った












「しょうがねぇな〜笑」













先輩は大きな背中をあたしに見せた










「ほい!乗れよ」

「本当にすいません、、、」




あたしは遠慮なく先輩の背中に乗った