「え?あいつ?えっと、杉野隼平!全然かっこよくなんかないよ!うざいだけ笑」
「え〜?そーかな?顔すんごいタイプなんだけど!!!」
「しゅんちゃんは顔はいいかもしれないけど中身がこう、、微妙、、笑」
今までそうやってみたこともなかったな
しゅんちゃんはしゅんちゃんだし、昔からずっと一緒だからわかんないや、、
「しゅんちゃん?って呼んでるの!?かわいい!あたしもそう呼ぼうかな〜っ!」
ちょっと話しにいこっ!そういってあやなはあたしの手を引っ張ってしゅんちゃんの所へ行った
「ねぇ、しゅんちゃん!私岡本彩奈!ヨロシクっ」
「んあ?ああ、、」
そう言ってしゅんちゃんはあたしの方をみて何かを悟ったようにニヤついた
「よろしくな!何てよべばいい?」
「彩奈とかでいいよ!笑」
「じゃあ、彩奈で!」
ん?
なんか、モヤつく?
何か大切なものを取られた気分になった
なんだろう、、この気持ち。
あたしのことは長年一緒にいても名前で呼んでくれたことなんて一度もなかったのに、
ってか!なんでこんなモヤモヤしてんのよ〜!!!!