〜隼平side〜
またあいつ先輩のこと家まで送ってやがる
もう待てねぇ。我慢できねぇ。
今日こそ伝えよう。俺の気持ちを
先輩から美月を奪って公園へ連れていった
ここは昔よく美月と遊んだ公園
ここでならきっと言える
この言葉を言ったら美月はどんな顔をするだろうか
そして俺は俺の想ってることを全て美月に話した
はじめて美月のことを美月って呼んだ
くそ恥ずかしい
けど、美月の反応は??
顔、真っ赤だ
美月も俺のことが好き?
こんな奇跡あっていいのか?
やっと叶った
この9年間ずっと美月だけを想ってた
美月、好きだ
一生幸せにする
そう心に誓った