そして次の日
あたしはラインで大輝先輩の家を教えてもらい、朝から大輝を迎えに行った


「大輝先輩!おはようございます!調子はどうですか?」

「美月おはよう。調子は全然大丈夫!じゃあ行くか!」

「はい!」



なんだろうこの感じ、しゅんちゃんといる時とは違う
なんか無駄に緊張して
やっぱり大輝先輩ってかっこいいな〜

自然と道路側歩いてくれるし
何もかもリードしてくれる
大人だな〜





「ん?俺の顔、なんか付いてる?」


やだ、ガン見してたのバレた!


「えっ!あ、なんでもないです!!」

「うそだ〜なに、気になるじゃん!言わなきゃこしょこしょの刑だぞ!」

「大輝先輩右手怪我してるの分かってます?」

「あ、やべ笑」



大輝先輩と登校しながら談笑してると
またまたしゅんちゃんに会ってしまった



「あ、」

「あのさ〜、もしかしてあの男の子って美月の彼氏?だったら俺やばくない?大丈夫?」

「いえ!全然大丈夫です。彼氏じゃないんで」



ちょっと大きめの声で言ってみたけど、聞いてないよね、、。

しゅんちゃんの顔見ただけで、ずっとしゅんちゃんのこと考えちゃう
どうしたらいいの?