〜大輝side〜
目が覚めると今日入ったばかりのマネージャー、美月が青ざめた顔をして俺を見ていた
まぁ、とっても今日入ったからといって今日初めて美月を見たわけじゃない
それは入学式の日
「今年もこの季節がやってきたか、、。」
「そーっすね!新キャプテン!」
「そっか、俺ももう3年、キャプテンになるのか〜、、ビシビシいくからついてこいよ!」
「大輝先輩怖いっすよ〜」
「キャプテンな!」
「新入生、かわいいこいないっすかね?」
「さぁ?どーだろうな」
「あの子なんてどーっすか?」
俺の後輩が指を指した
だけど俺は後輩が指を指したその子よりも
その隣で男の子と楽しそうに話しながら歩いている女の子に目が止まった
なぜか知らないけど目が離せなかった
「彼氏、、、」
なのか、、。あの子は恋してるかのように
隣の男の子に喋りかける
「あ〜彼氏いそうっすよねあの子、かわいいっすけどね〜」
あんな笑顔で向けられる男はきっと幸せだろう
なぜかそんな風におもった
それが俺が美月を初めて見たときだった
そして今日、この部活に来てくれた
ぶっちゃけていうと嬉しかった
まぁ、知らないフリをしたけどさ
そしてこの目の前のかわいいこは明日から俺の世話をしてくれるらしい
こんな嬉しくてありがたいことはねぇ
怪我してよかったなんて思ったらキャプテン失格だな!
だけど、、、最高
まじでかわいすぎじゃないか?
あの男の子は、彼氏なのか?