と、少し呆れた気持ちになり、ため息を零してしまう。





そんな私の態度が癪に障ったようで、リーダーの子は徐々に声を荒げる。





「さっきからその態度は何かしら!?全く反省の色が見えないわ」


「反省もなにも、何も悪いことはしてないと思うんだけど。私にどうしてほしいの?」





つい強めの口調で反抗的な態度になってしまう。





だって私、なんにも悪くないんだよ?


何を反省したらいいのかも分かんないし。





「ムカつく…!とにかく、2度と恭哉君と関わらないで!それと、私たちに謝りなさいよね!」





この場を穏便に済ませるには謝るしかないのかな。


てゆーか、なんで私が謝らないといけないんだか。





「まっ、どうせ沖原さんなんか、恭哉君にただ暇つぶしの道具として遊ばれてるだけだろうけどね」





そう言って女の子たちは、何がそんなに面白いのかと思う程、高笑いをしていた。





チラリと携帯で時計を確認すると、お昼休みはすでに半分を過ぎていた。