結局私は奢ってもらい、シュンとして高内の後をついていった。



高内は‘勝った!’と、得意そう。



「今度は私が奢るから。」


「いいって。
こういう時くらいカッコつけさせろ。」



いつもカッコいいもん。


と、心の中で呟いた。




途中、カメラを買って、また一悶着…。