ｼｸﾞﾚは以外におしゃべりだった。

よく笑うし、最初の恐いイメージはすぐ打ち消された。


「学校に同じ趣味の人達いなくて困るんだょねぇ」

ｼｸﾞﾚは笑いながら言った。


ｱﾀｼもだよ！！

と言い顔を見合わせ笑った。駅に着きｼｸﾞﾚは

「じゃ家着いたらﾒｰﾙするから！」
と言いバイバイした。

一人地下鉄のホームへ向かい地下鉄を待つ。


帰宅するリーマン達はｱﾀｼのﾛﾘｰﾀﾌｧｯｼｮﾝをじろじろ見たけど気にしなかった。


駅に止めてあるバイクで駅から家に帰り、ロリ服をすぐ脱ぎ捨てた。


「あぁあ‥」


と言いコンポにさっきまでのｳﾞｨｼﾞｭｱﾙ系とは全く違う洋楽のブラックミュージックのCDを掛けた。


体や心、部屋の中に染み渡る…
音達はｱﾀｼを癒す…

ベッドに転がりしばらく瞼を閉じていた


ふと、ｹｰﾀｲを見たら新着ﾒｰﾙ二件と光っていた。


一件はｼｸﾞﾚ



二件目にﾙｷからのﾒｰﾙが入っていた……