笑う望の笑顔の後ろに、見えない影を感じていた





あたし達ずっと親友でいようね


心の中で呟いた



望はまた笑って、あたしの手を取った






ずっと、うちらは親友だよ



望が、そう言ってるような気がした。




あたしは望の病室で面会時間が終わるまで一緒に居て、それから家に帰った。


家に帰って、お父さんとお母さん、お姉ちゃんに望の事を話した。



部屋でパソコンを開きネットに繋いでスレを見た。


中傷ネタは盛り上がる。散々な書かれように笑えてきた……