『…お母さん…瞳ちゃんが言ってる事全部本当だよ。ヘルスも今デリヘルなのも…瞳ちゃん探し当てて何回もこの店に電話してくれてたんだよ?この写真間違いなく望でしょ?』


母親は強く握り締めていた手を開き、アタシを思いきり叩いた


バチンッ バシッバシッ

『お母さん!!止めてよ!瞳ちゃんは悪くないじゃない!!』


『梢!アンタも嘘つかないでちょーだい!!こんな…こんな低脳と!!最低な人間ね!子供のくせに!!子供が何出来るって言うのよ!!望は心配ないわバカじゃないんだから!!アナタと違ってね!』


…確に
アタシは子供で無力…分かってるもう

嫌な位知ってる



だから今ここに居るんだ


無力で自分だけじゃ救えないから

今ここに居るんだ