毎朝私が琉稀を起こしに行って一緒に登校するのがいつの間にか日課になった。







そして、そんな私は一つの部活に目を向け




胸を痛ます毎日。





琉稀はきっとそんな私の胸の痛さもわかっているはず。





そんな彼はバスケ部





昔からバスケバカだった。





いつも遊ぶ時はボールを持っていたし





暇さえあればいつもバスケをしていた。





実際私も何度も付き合わされたのを覚えてる。





だから、当たり前に中学も高校もバスケ部に入っている。





正直、そんなに夢中になれるのが羨ましい






もう私には夢中になれるものがない。





ううん、違う





































失ってしまった