花火の音が聞こえたら…


その後自己紹介が行われ、
彼は三河楓也君という名前であることが発覚。







あ、申し遅れました。
私は前園杏菜です。
誕生日は7月7日のO型。






隣の席の女の子は矢野花(やの はな)ちゃん
という控えめで可愛い女子。






彼女と私は暫くずっと話してました。







前の席の男子は槙野春樹(まきの はるき)君







彼は実は私の幼なじみ。
よくお互いの家を行き来してるくらい
仲がいいの。

あれから3ヵ月。







私は花ちゃんのことを花と呼ぶようになるくらい
仲良くなり、花の他に青木千里(あおきちさと)、
佐々木由美(ささき ゆみ)という2人を含め
4人でいることが増えた。







千里はモデルみたいにスタイル抜群で
オシャレに詳しいサバサバ系女子。
顔だって美人だから当然男子からの人気も高い。







由美は真面目な優等生系女子。
黒いメガネをしているけどメガネを外せば
超美人。彼氏はいるらしい。

今は7月中旬。








もうすぐで夏休みを迎えようとしている。

これまで私は昼休みにこれでもか!ってくらい
三河君に話しかけた。









・・・・・・・・・────








『三河君!ねね、お話しよーよ』







「しつけーな。俺はしつこい女は嫌いだ。」








『知ってるよ!そんなの。でも私達席が前後の仲でしょ?』







「俺、お前と仲良くなった覚えねーよ。」







『またまた〜そんなこと言っちゃってさ☆』






パシパシ







そう言いながら私は彼の二の腕を触る。
いわゆる距離を縮めるためのボディタッチと
言うらしい by由美







そういうやりとりもあれば…

『ねね!三河君、夏休み花火行こーよ!』







「…めんど。だりぃ。」








『えーもしかして彼女と行くの?三河君彼女居そうだもんね〜』






そう言ったら…







「彼女なんてもんいねーし。出来たことすらねーよ。」







な、なんと………







『じゃあさ、花火考えてくれてもいいよね?!』






「はいはい。」







絶対気持ち入ってないじゃん…!!!





…てこともあったりね…

話し続けて分かったのは…







誕生日と血液型と…好きな食べ物くらい。
←いや充分でしょ))





誕生日は8月26日で血液型はB型。
好きな食べ物はオムライスだということ。






あとは…話しかけると一応反応はしてくれることくらい

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