─放課後─

「じゃーねー!!」
「うんっバイバイ!!」

「……ねぇ」

「…」

「……ねぇってば!聞いてるのっ?」

「…貴方の声なんて馬の耳に念仏ですが、なにか?」

「はぁっ?!今日ぉ私ぃ、デートなんだよねぇ~」

「……そうですか。では「ちょっと待ちなさいよっ!」…なんですか??」

「金」

「は?」

「おーかーねー!耳大丈夫?」

だから、貴方の声なんて馬の耳に念仏なんですよ。

それより、貴方には脳外科をオススメ致したい。

「お金、ですか。カツアゲですか?みっともない」

「うるさいわねぇっ!早く出しなさいよっ」

「……取り敢えず、これで足りますか?」
↑↑↑300円を渡す

「……300円でデートしろと?」

「?なにか問題でも?」

「問題だらけよ!!こんな少ないお金でデート?!
ふざけんなっ!!」ドカッ((足で蹴る

「…………はぁ。
すいませーん、私あとカードしかないです。」

「はぁ?!」

「あなた、貢いでるんですね?」

「は、はぁ?!ばっかじゃないの?!」

「嘘付いたってなにも解決しないのに……
可哀想ですねぇーw」

「なっま、まぁ今日はこれで勘弁してあげるわっフンッ」