「田畑さんが決めないなら俺が決めるよ?まあ、俺の選択肢は1つしかないけど。」
!!?
「〜〜〜っもうわかったよ!!食べればいいんでしょ!?食べればっ!!」
夜神に追い込まれて悩んだ挙句、
あたしはもうヤケクソで箸のお肉へと口を持っていき、一口でパクッと食べた!
するとそれまで不満気で意地悪な夜神の表情が雲晴れるごとく消えると、一気に輝き出した!
「や、やばい……!田畑さんが俺の肉食べてくれたー!超かわいいーー!好き〜〜〜。」
と、飽きずにまた抱きついてくる!
「ぐっ!ゲホッ!……きゅ、急に抱きついてこないでよ!食べ物が変なところに入ったら危ないでしょ!?」
「“あーん”ができたことだし、今度はさ、田畑さんが俺に」
「やりませんっっ!!!!」
その先は聞かなくても分かるので、あたしはぷいっと夜神から顔を背ける!
そこでハタと思った。
そ、そうだ!
智国くんは………?!
さっき彼がいたところへ恐る恐る視線を向ける。
しかしそこに彼の姿はもうなかった。
よ、よかった…。
大きく息をつくと同時に、頬の固まった筋肉も緩んだ気がした。
と、そこへ。
「ちょっと夜神、また麻莉奈にちょっかい出してるの?………っていうかお二人さん、はたから見たらその格好はもうカップルにしか見えないよ?分かっててやってる??」
と、半ば呆れ顔の瑠衣がお皿とお箸を手に持ってやって来た!
!!?
「〜〜〜っもうわかったよ!!食べればいいんでしょ!?食べればっ!!」
夜神に追い込まれて悩んだ挙句、
あたしはもうヤケクソで箸のお肉へと口を持っていき、一口でパクッと食べた!
するとそれまで不満気で意地悪な夜神の表情が雲晴れるごとく消えると、一気に輝き出した!
「や、やばい……!田畑さんが俺の肉食べてくれたー!超かわいいーー!好き〜〜〜。」
と、飽きずにまた抱きついてくる!
「ぐっ!ゲホッ!……きゅ、急に抱きついてこないでよ!食べ物が変なところに入ったら危ないでしょ!?」
「“あーん”ができたことだし、今度はさ、田畑さんが俺に」
「やりませんっっ!!!!」
その先は聞かなくても分かるので、あたしはぷいっと夜神から顔を背ける!
そこでハタと思った。
そ、そうだ!
智国くんは………?!
さっき彼がいたところへ恐る恐る視線を向ける。
しかしそこに彼の姿はもうなかった。
よ、よかった…。
大きく息をつくと同時に、頬の固まった筋肉も緩んだ気がした。
と、そこへ。
「ちょっと夜神、また麻莉奈にちょっかい出してるの?………っていうかお二人さん、はたから見たらその格好はもうカップルにしか見えないよ?分かっててやってる??」
と、半ば呆れ顔の瑠衣がお皿とお箸を手に持ってやって来た!