「ごめんね、田畑さん!やっぱり親睦会のことは聞かなかったことに、」



「あたし!参加するけどおっっ!!?」




「「「「え………!?」」」」




シーーーーン




親睦会への参加の意思表示をすると、女の子達は意外に思ったのか四人とも目が点になって黙ってしまう!




しまった!


力が入りすぎて声が裏返ったよ!!



改めて再度、親睦会の開催を促すことに!


ぎゅっと握りこぶしをつくると、一歩前へと踏み出す。



「…や、辞めるなんて勿体ないよ!せっかくクラスのために考えてきてくれたのに!!だったら、尚更やるべきだよっ!!!」



そう力説するとその勢いであたしは机を目一杯こぶしで叩いてしまった!




ドゴォッ!!




……………………。



ハッ!



も、もしかして!?



恐る恐る手元を見ると、机の板が見事に割れていて脚のパイプ部分がひん曲がっていた!



や、やっぱり!



またやってしまった………!




ふと周りを見てみると、今の破壊音がよほど大きかったのか教室のざわめきが水を打ったように一斉に静まり返る…。




ど、どうしたらいいの?



この空気……。




だんだん顔が強張ってきて自分が何をしたいのかさえ分からなくなってきた、




その時だった。