「そう！今クラスの人達に参加するかきいてまわってて、田畑さんはどうかな？って！」


「一応、みんなでバーベキューをやろうか！っていう話にはなってるんだけど、どうかな？」



親睦会……。



バーベキュー……。




……………………。




夜神からバーベキューへと頭をシフトしようとするけど、話題があまりにも違いすぎるため上手くいかない！



そのせいで難しい顔をしてしまっていたみたいで、誘ってきた女の子達があたしの表情を見て少し尻込みをしてしまった！



「で、でも、田畑さん、無理しなくていいからね？」


「うん！別に強制ではないから、安心して！」


「でもさ、今のところ参加人数って私達だけだよね……。やっぱり辞める？」



仲間内の一人が不意にそんな事を言い出した！




……えっ！？



辞めちゃうの！？？



「確かに。私達だけじゃ意味ないもんね…。企画自体が急すぎたのかもね。もっと前もって考えておくべきだったのかも。」


「せっかく男子と女子が仲良くなる良い機会だと思ったのにな。仕方ないのかな。」



と、なにやら親睦会の雲行きが怪しくなってきた……！




ま、まずい！！



あたしのせいで、せっかくクラスのことを想って考えてきてくれたイベントを台無しにしてしまうっ！！！