ある日、暴力に耐えきれず、
あの人はあたしを車に乗せて
行くあてのない道をずっと走ってた。

けど夜も遅かったということもあり、
自然と行く場所わ限られてきてた。

ラブホテル。

その時は男として見てなかったあたしは
ラブホテルでも大丈夫って言ったんだ。
もうこの時には歯車は狂いだしてたなんて
全然気づかなかった幼いあたし。