あの人は取っかえ引っ変え女を家に
招いては、薬をして、抱いていた。

そんくらいじゃ傷つかなくなっている
自分が怖かった。
慣れってこんなに怖いんだ。

あの人が薬を買う金が無くなれば
あたしは援交だってした。

好きな人が苦しんでるとこなんて
見たくなかったから。