「ありがとう」



と少し照れながら言う希は普段より何倍も可愛く見える



賢也は本当にいい人だし、親友として本当によかったって思える



カフェについてから、それぞれ注文したあとすぐに賢也との話になった




「急でびっくりしたでしょ」



「いや、ほんとに!!

急展開過ぎて頭がついていけてないもん!

でも、本当によかったって思ってるよ?」



私が本当に喜んでいると、希は嬉しそうな表情を浮かべた。




「で??どうなってこうなったの??」




私が興味津々に聞くと、希は少し恥ずかしそうに話し始めた