康太「ねぇねぇ風夏ちゃんってなんでそんなに慎也さんと仲いいの?」
春夏「あ、それ私も気になってた!」
『別に知り合いだからかな?』
春夏「なんでハテナ?」
『さぁなんでだろ?』
大誠「お前放課後空いてるか?」
『わかんない』
大誠「なぜ分からない?」
『さぁ聞いてみるポチポチ……ピロリンあ、ないって』
大誠「だれに聞いたんだ」
『誰でもいいじゃん…で?放課後何すんの』
大誠「着いてきてもらう」
『どこに』
大誠「さぁ」
キーンコーンカーンコーン
慎也「じゃあ今日の学校終わりな〜」
え、今日6時間じゃないの!?
康太「ねぇ!慎也さんに呼ばれてるよ?」
『あ、ごめん…なに!慎也!』
慎也「なんか快斗が理事長室来てって言ってたぞ〜」
慶太「あの!それって俺らの行ったらダメっすか?」
慎也「まぁ大丈夫だと思うぞ〜じゃあ気をつけて帰れよ〜」
大誠「じゃあ理事長室行くか」
『本当に着いてくるの!?』
大誠「当たり前だ!」
『はぁぁまぁ言いけど』
トコトコトコトコ……
流星「なんかゴージャス」
春夏「私なんか緊張してきた」
雷華「コクッコクッ」
ガチャバタンドンッ
康太「え、なんで閉めたの?」
『まぁ見たらわかる』
ガチャ
快斗「風夏!酷い!俺は悲しい!」
『別に酷くないけど?☆』
快斗「はははは…ってあれ?雷華か」
雷華「失礼します」
『で?要件は?』
快斗「あぁ夏目でよろしくって事ね」
『あぁわかったそれだけなら電話かメールしたらいいじゃん』
快斗「それだけじゃないし」
『なによ』
快斗「風夏に〜会いガシッ痛い!」
『当たり前じゃんスネ蹴ったんだもん』
大誠「あの大丈夫ですか?」
快斗「大丈夫大丈夫!別に弱かったし!…チラッあ、」
『ん?どうしたのかな?☆』
快斗「い、いえごめんなさい…よ、要件は以上です…」
『そ?じゃあ行くまたね〜』
雷華「失礼しました」
ガチャン
康太「もっと怖いと思った」
慶太「それ俺も思った」
春夏「緊張したけど初めだけだったね」
流星「そうだね」
『え、緊張する?あいつに?あ〜まぁ切れたらすごい黒いけど』
大誠「そうなのか」
『そうだよ1回めっちゃ切れた時あってやばかったよ』
大誠「なんでそれ知ってんだ?」
『だから言ったじゃん昔からの知り合いだから……で?バイク置き場来たけど誰の乗ったらいいの』
流星「じゃあ風夏ちゃんが決めな俺以外のバイクで」
『わかった…じゃあ康太ので』
康太「やった!」
大誠「チッ」
流星・春夏「ボソッ)わかりやす」
大誠「あ?」
流星・春夏「別に」
康太「じゃあ行こー!風夏ちゃん乗れる?」
『うん』
ヒョイッ
大誠「乗り慣れてるんだな」
『んーでも全然最近は乗ってなかったよ』
大誠「そうか…じゃあ!行くか!」
ブロロロロロロロロ…
うわ、すっげー見覚えあるとこ来たわ
まさか今から行くところって
雷華の倉庫!?
うわ、絶対そうだあの建物知ってるし
はぁぁ着いちゃったよ
康太「風夏ちゃん!着いたから降りて!」
『あぁごめんごめん』
康太「行こ!」
『う、うん』
ゴロゴロゴロ
下っ端「皆さんどうもです!」
雷華「おう!」
春夏「みんなやっほ!」
下っ端「春夏さん!こんにちは!あれ?そちらの方は?」
大誠「後で説明する」
懐かし〜ここ毎日来てたんだよね〜
やば〜
ってかこの流れあれじゃん姫にする!ってやつじゃん
ダメでしょ
先代が今の姫になるって
お〜幹部室だ久しぶりだぁ
ガチャ
え、みんな自由に座っていくけど私どこに座ったらいいの?
私の総長席しか座ったことないなぁ
大誠「おい!お前は俺の横だ」
『なんでそこ?』
まぁ慣れてるけど
流星「まぁまぁ大誠の横に座ったって?」
『はぁわかった』
大誠「それで、本題に入るお前にはここの姫になってもらう」
やっぱりーー
『むり』
雷華「はっ!?」
『はっ!?じゃないよ』
てかここの決まりなんだよね〜
1度入ったものは戻ることはできないって言うね姫でもね
大誠「なぜむりなんだ」
『なぜってまぁコンコンッ』
下っ端「あの!すいません先代の3人さんが来てるんですけど」
大誠「そうかわかった上がってもらえ」
まさかあの3人じゃないでしょうね?
ガチャ
杏莉「うわぁ久しぶりだぁ!あれ!風夏〜!!!!!!」
『げ、』
杏莉「なによ〜!げ、って!久しぶりなのに〜!」
流星「あの5代目の杏莉さんですか?」
杏莉「ん?そうだよ!松田杏莉!よろしく!7代目諸君!」
『諸君ってクスッ』
杏莉「なによなんか文句でも?」
『別に?』
慎也「おい〜俺のこと忘れんなよ〜」
快斗「ヒョコ俺もいるぞ〜!あ!杏莉!俺の風夏から離れろ!」
大誠「イラッ」
杏莉「やだ!嫉妬が深い男は嫌われるぞ!」
快斗「え、そ、そうなのか?風夏」
『まぁ』
雷華「(快斗さん風夏のこと好きなんだ)」
快斗「嫌わないで!俺のこと嫌いにならないで〜!!」
『クスッ大丈夫だよ嫌いにはならないあ、杏莉は好きよ?』
杏莉「ありがと」
大誠「あのお話中すいません風夏とどんな関係なんですか?」
杏莉「どんな関係ってそんなの親友に決まってるじゃん」
『うんうん』
快斗「それもそうだけどちょっと違うじゃーん!仲間じゃーん!」
大誠「仲間?」
『はぁ…快斗のバカ』
快斗「もういいじゃん!」
『もうここまで来たらしょうがないね』
流星「なにが?」
『私の正体でも言うわ』
雷華「おう」